86ファーム

「農」と「食」の繋がりを感じられる農場

私達は2018年に京都府福知山市にて新規就農しました。

農薬や肥料を使わず微生物のチカラを活かしながら、固定種・在来種を中心に年間150種類以上の野菜と3種類の小麦を栽培しています。

2019年には加工場が完成し、パンなどの加工品づくりも本格的に始めました。

農業者が加工品の製造・販売まで行う六次産業に取り組むことで、お客様に農業を身近に感じてもらえたら嬉しいです。

今後は農業体験なども企画して実際に農業を体験していただくことで「農」に興味を持つ方が増え、

将来的に未来を担う農業者が増えることが私達の願いです。

無肥料

86farmの作物は、肥料を使わずに栽培しています。

これは栄養を与えないというわけではなく、伸ばした雑草を鋤きこんだりして微生物が働きやすい環境を整えて作物が成長しやすい土づくりをするということです。土・水・空気・光・微生物…すでに自然界の中に作物が生きていく条件は整っているのです。

肥料を使わないので、ゆっくり少しずつ成長します。肥料によって細胞が大きく膨らむことがないので、小さめでしっかりとした力強い作物になります。

農薬不使用

86farmの作物は、農薬も一切使わずに栽培しています。

農薬を使うと作業効率は上がりますが、環境や人体への影響が心配されます。

農薬を使わずに栽培すると病気になりやすかったり虫の被害が出やすかったりしますが、畑全体の環境に目を向けてバランスを整えていくと、虫や病気が減っていきます。大切なのは環境を詠み作物と対話をすることです。それが86farmの農業の面白みであります。一つ一つの作物をしっかりと見て対話をすると、情が芽生えてより愛しく感じてきます。

自然と対話するという根本無くして、作物の育つ環境は整わないのです。

固定種・在来種

植物は何のために生きているのでしょうか?

私達は、命を未来へつなぐためと考えています。

そのためにF1種(一代交雑種)ではなく、
何代も種を採り育てていくうちにその野菜の個性が定着していった固定種・在来種の種を選び、
種を蒔き→栽培し→種採りをして作物の命を次世代へつなぎます。

86farmの由来

地球一周の船旅ピースボート86回クルーズで出会った啓太郎・康子夫婦と関わってくださっている皆さんと一緒に創り、次世代へ、さらにその先へと繋がる場所。

[8]は、継ぎ目のない《循環》。

人と人との繋がり。地域との繋がり。農作物を通して感じる、大地との繋がり。
循環農法による、物質的な循環。

[8]を横にすると《 ∞(無限)》。

繋がりが無限に広がる。可能性が無限に広がる。未来が無限に広がる。

[6]は《アンテナ》。

農業を通して、環境のこと・ 食のこと・それ以外にも様々なことを受信・発信していきます。

そして、《6次産業化》。

1次産業(生産)×2次産業(製作・加工)×3次産業(サービス)=6次産業
6次産業で新たな農家のカタチを目指します!